![]() 2009.11.25更新
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▼カイロプラクティックとは ▼カイロプラクティックの歴史と発展 ▼カイロプラクティックの施術方法
カイロプラクティックは「chiro・・・手」、「practic・・・治療、療法」の2つが結びついて生まれた言葉です。続けて「手技治療」「手技療法」ということになります。 では、日本古来からある手技療法(あん摩・指圧)や整体療法と同じに思われがちですが、それらとは根本的な違いがあります。 カイロプラクティックは人間を形成している骨格、関節に注目し、生活習慣や動作から生じる「骨格の歪み・骨のずれ」を矯正、改善する事により、様々な症状に対して人間が持つ治癒力が最大限に働くように導いていくものです。 カイロプラクティックは、1895年アメリカでD.D.パーマーによって体系化され、現在では世界中に普及し、発展しています。 アメリカではすでに「ドクター」の地位が確立され、イギリスやオーストラリアなどでもそれに近づきつつあります。
カイロプラクティックの創始者であるD.D.Palmer(ダニエル デビット パーマー)は、1845年にカナダのオンタリオ州、ポートベリーに生まれたアメリカ人です。アイオア州のダベンポートで食料雑貨商を営んでいたパーマーは、当時流行していた骨相学や心霊研究が趣味で、1886年頃から磁気治療室を始めました。パーマーの治療室のあったビルには、17年間も耳が聞こえない、ハーヴィーリラードという守衛がいました。ビルの前を通る幌馬車がレンガ道を騒がしく通りすぎる音さえ聞こえないくらいの状態でした。パーマーはハーヴィーに、耳が聞こえなくなった時の事を尋ねて、その時の状況に興味を持ちました。ハーヴィーは17年前のある日、窮屈な姿勢に身体を曲げて作業をしていた時、背中に「ボキッ」という音が聞こえ、それ以来、聴力を失ってしまったそうです。パーマーはハーヴィーに彼の背中を検査してもいいかどうか尋ね、ハーヴィーは承諾しました。ハーヴィーをベットにうつぶせにして背中を見ると、1ヶ所に骨が飛び出ている場所を発見しました。パーマーは、ここが原因かもしれないと推論し、そのこぶ上に飛び出た関節を両手で押し込んでみました。力を使って3回ほど押した時、その出っ張りは小さくなったように思えました。そしてその瞬間、17年間聞こえなかったハーヴィーリラードの聴力が、急に回復したのです。それはカイロプラクティックが誕生した瞬間でした。
D.D.パーマーがハーヴィーリラードにアジャストメントを行い、カイロプラクティックが誕生した瞬間(ファーストアジャストメント〔D.D.パーマー〕ポスター【取扱い:ダイナテック】) パーマーは脊柱を矯正することで、聴覚障害が改善されたこと。そしてその後に原因不明の心臓疾患の患者を治癒させたことから、病気の原因は脊柱の関節間転位にあると考え、宣伝を始めました。この新しい治療法は、パーマーの友人であるサミュエル・ウィード牧師がギリシャ語からカイロ(手)、プラクティコ(技)という言葉を選び、カイロプラクティックと命名されました。
パーマーは、身体は自然に治癒していく力があるという事を偶然発見しました。しかしこの発見は、家族だけの秘密にしようと考えていました。しかしパーマーの息子であるBartlett Joshua Palmer(バートレット・ジョシュア・パーマー、以下B.J)は、この芸術的な発見を世界に広めるべきだと進言しました。そしてパーマーはパーマーカイロプラクティックスクールを1897年に開校しました。これがカイロプラクティックの学校の始まりです。B.Jは1902年に4人の生徒の一人としてパーマースクールに入りました。良くも悪くも彼の存在を抜きにして、現在のカイロプラクティックを語ることはできません。卒業後、アイオワ州のデヴァンポートで、カイロプラクティックを普及させるために活動しました。アメリカ医師会からの攻撃を受け、無免許診療で父ともども逮捕されました。出所後、パーマーは息子であるB.Jに学校の権利を売り、彼の残りの人生を過ごすことになるカリフォルニアに移りました。 B.Jはラジオ産業をはじめとする数々の事業、またリサーチクリニックでの研究や精神病院などの開設にも手を広げていきました。彼は多くの本を出版し、数多くの講演を行い、またカイロプラクティックの治療テーブルの販売事業も起こしました。こうしてカイロプラクティックを広く全米に知らしめることとなります。 B.Jは1930〜35年にH I O(ホールインワン)学説を確立し、提唱しました。このことが契機になり、カイロプラクティックは分裂の歴史へと進むことになります。多くのカイロプラクターがB.Jの元を離れ、全米各地で独自にカイロプラクティックを普及させるようになりました。これ以降のカイロプラクティックのテクニックは、大学の数、あるいは伝説的な治療家の数だけ存在します。
目的 人間の神経は、脳から出て脊柱を通り各器官に分布しています。脳と各器官の連絡が正確に行われないと、様々な症状が発生します。 これらの神経伝達の機能を正常化して、自然治癒力を増進させ、健康を回復させることを目的としています。 方法 主に脊柱、骨盤、四肢などの関節に主眼をおき、それらの解剖学的、生体力学的、神経学的観点から、機能的な構造異常を手によって改善します。 注:カイロプラクティックでは矯正する対象となる構造・機能異常をサブラクセィションという概念でとらえています。 事前の検査 患者さんの状態を正確に判断しカイロプラクティックの適応、禁忌の判断をして、施術方法を決定するために行います。 また、カイロプラクティックの施術による危険性を訴える医師もいらっしゃいますが、正しい検査を行うことにより、安全な施術を行うことができます。 施術する方のテクニックや方針により、様々な検査方法がありますが、主に次のような検査を行います。 1・問診 2・整形外科的検査 3・姿勢検査 4・触診(静的触診、動的触診) 5・C-3000コンピュータサーモグラフィー 6・医師の協力によるレントゲン写真の撮影 カイロプラクティック的診断法 検査から得られた情報を元にして、患者さんの主訴や症状と関係のある関節(分節)を触診し、適切なリスティングを決定します。 リスティングとは、関節間や椎骨分節の動きの異常や方向を三次元的に記号で表したものです。このリスティングを決定することによって、カイロプラクティック独自の手技であるアジャストメント(椎骨の調整)の対象が決定します。 カイロプラクティックの施術方法 施術方法は施術者のテクニックや考え方により様々ですが、基本的なカイロプラクティックの手技の特徴は「関節や脊柱に対して特定の接触点を決め、長短いずれかのテコの原理を用いて、速度、幅、方向をコントロールした動きの瞬間的スラストで、関節に直接アプローチするもの。」です。 |
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